感覚を鍛える
2022/04/20
鶴見区を中心に、神奈川区、港北区、川崎区、幸区、中原区で訪問マッサージをしています。
脳梗塞・脳出血の後遺症やパーキンソン病、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症の方について、介護をされるご家族やケアマネジャーさんから、ご相談を頂いています。
本日は、転倒予防のリハビリ・機能訓練についてお話しします。
転倒を予防するために大切なことのひとつに、感覚を鍛えることがあります。
「感覚を鍛える」というと、なかなか、イメージしにくいところがあると思います。
車を運転される方であれば、運転中は、車が自分の体の一部のように感じます。
実際に、脳科学的にも、そのようになっているようで、運転中に車を痛めつけられると、自分の体が痛めつけられるように感じるようです。
脳梗塞後遺症や脳出血後遺症になったり、パーキンソン病になったり、またご高齢になると、自身の体の感覚が無くなったり、薄くなってしまうことがあります。
心理学者のフロイトが、ギリシャ神話の中から究極的な真理を見出したように、伝統文化な文化の中には、真理が散りばめられていることが多いです。
幽霊になると、人は、手の先や足の先が無くなってしまいますが、ご高齢になるにしたがい、手足の先のイメージが薄くなってしまうところがあります。
また、片麻痺の方は、麻痺している方の感覚が薄くなることは、よく知られています。
感覚を呼び戻すためには、麻痺している部分に刺激を加え、そこに意識を集中することで、感覚を呼び戻すことができます。
脳は鍛えれば、脳神経が増えますが、頭頂葉の一次感覚野(中心後回)も、刺激を与え続けることで、脳神経が増えます。
これを、脳の可塑化(かそか)といわれます。脳は変化・成長し、その成長が定着することができるということです。
(次回に続く)
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