脳血管障害のケア
2022/04/16
鶴見区を中心に神奈川区、港北区、川崎区、幸区、中原区で訪問マッサージをしています。
訪問マッサージの仕事をしているうち、よく介護をされているご家族やケアマネジャーさんからご相談を頂く疾患に、脳梗塞後遺症・脳出血後遺症があります。今回は、その施術内容について、ご紹介します。
◯分離運動の練習の大切さ
何度か、あんまマッサージ指圧師の先生や鍼灸師の先生の施術を見学していたら、肩をほぐすだけ、の治療をされていることがありました。
片麻痺の施術では、ほぐすことも大切ですが、緩んだ筋肉を鍛えることも大切です。
例えば、片麻痺の方が、腕を上に上げようとしたら、肘が一緒に曲がってしまいます。
肘を伸ばしたまま、腕を上に上げることが、片麻痺の方は難しいのです。
肘を伸ばしたまま、腕を上に上げる練習をすると、必要な筋肉を鍛えることができます。
ここまで説明した時に、ある、あんまマッサージ指圧師さんに「では、肘を曲げるトレーニングを、すればいいですか?」と聞かれました。
よい質問ですが、片麻痺の上肢の筋トレで、必要なトレーニングは、多関節のトレーニングです。
片麻痺の方は、動作をする時に、「共同運動」と言われる動作をしてしまいますが、「分離運動」の練習をすることで、普段の食事動作なども滑らかになります。
肘を曲げる動作は、「共同運動」をしているだけなので、専門家はそのようなリハビリを行いません。が、実際に現場で訪問マッサージをしている施術家さんには、ただただモミモミして終わる方も、珍しくないのです。
訪問マッサージ メディックでは、作業療法士の相談のもと、解剖学にもとづいて、専門家としてしっかりとした施術をさせて頂いています。
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訪問マッサージメディック
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