ふらつき、転倒予防の機能訓練 vol.2
2022/04/11
ケアマネジャーさん、介護をされているご家族から多い問い合わせのひとつに、「転倒予防」があります。
訪問マッサージでは、マッサージのほかに機能訓練も行っているため、転倒リスクを減らすリハビリも行なっています。
ほとんどのケアマネジャーさんは、機能訓練の専門家である私たちの話に、謙虚に耳を傾けて下さり、実際にあきらめていた転倒を減らしたり、無くしたりすることに成功しています。
転倒が減った疾患には、脳梗塞の後遺症や脳出血の後遺症、パーキンソン病、変形性股関節症、変形性膝関節症、高齢や入院による廃用症候群などがあります。
では実際に、どんな機能訓練をしているのでしょうか?昨日に引き続き、そのひとつをご紹介します。
②足先の運動トレーニング
若い人は、特に意識しなくても、足先を器用に動かすことができます。
しかし、ご高齢の方は、足に意識が行っていないことがあります。足首や足の指など、固めたままで歩いてしまう方もいます。
また、注意力がぼんやりとしていたり、頭の周りばかりに注意力が集まった結果、足先がほとんど意識されず、転びやすい歩き方になってしまうこともあります。
足先が、極端に不器用になっている状態ですと、やはり器用な状態に比べ、転びやすくなってしまいます。
普通に生活していると、足先だけに注意を払うことなどないため、私どもの訪問時間のうち5分だけでも足先に集中することは、足先の器用さを高めます。
足先に集中することで、今まで5センチ単位で、大雑把に足を動かしていた高齢者様が、1センチ単位で動かせるようになると、自然と転倒は減っていきます。
減らせる転倒を、減らさずに放置していることも多いです。共に、転倒を減らして、いきいきと歩くことができる生活をつくりましょう。
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