脊柱管狭窄症の痛みをやわらげます

ご利用者様の中には、脊柱管狭窄症でお困りの方もいらっしゃいます。

ご本人だけでなく、ご家族やケアマネジャーさんも、あきらめてしまっていた痛みが、少なくなり消えていくと、私たち治療者としては大変な喜びを感じます。

脊柱管狭窄症を治療するための視点をご紹介します。

西洋医学的な視点では、潰れた背骨を伸ばしたり、血液循環の向上を促したり、筋肉の歪みを直すことがあります。

また、東洋医学的な視点では、溜まった冷えをとることが大切になります。脊柱管狭窄症の方は、人の気持ちを汲み取るのが上手く、楽しくお話しされる傾向にあります。そのぶん、人間関係で心が冷えてしまうことがあります。

もちろん、機能訓練やリハビリ的な視点でトレーニングをさせて頂くこともあります。が、昔に溜まった邪気をとりさる、苦労を重ねたご利用者様のお気持ちをいたわる、押し込めていた感情を吐き出して頂く、などコミュニケーションを通じて治療させて頂くことも時に効果的です。

もちろん、ただただ、いたわりと温かい気持ちを込めてマッサージさせて頂くことが、お気持ちを和らげ、筋緊張を和らげることにつながることもあります。

多くの方が、子どもの頃、優しい母の手に触れて、なでられて癒された経験を持っていらっしゃるのではないでしょうか？

私たちも、そのような、ほっと懐かしい気持ちになって頂けるような、安らぎを提供させて頂くべく日々努力しています。腰痛や脊柱管狭窄症、変形性膝関節症など、様々な疾患の治療を通して、心地よさの提供をさせて頂けたらと思います。

また、特にケアマネジャーさんやご家族からお話頂くのは、今まで苦労を重ねて日本の高度成長も支えてこられ、毎日、誰とも話さずにもんもんと過ごしていらっしゃる方に、週に一回、二回の心地よい時間を提供させて頂けることは、ご本人にとって大きな喜びとして下さっていることが多いとのお話しです。

今日も、少しでも楽になって頂き、元気と心地よさを提供できるよう、取り組んで参ります。