転倒予防のリハビリ、機能訓練・感覚訓練
2022/04/21
鶴見区を中心に、神奈川区、港北区、川崎区、幸区、中原区で訪問マッサージをしています。
脳梗塞・脳出血の後遺症やパーキンソン病、脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症の方について、介護をされるご家族やケアマネジャーさんから、ご相談を頂いています。
今回も、昨日に引き続き、転倒予防の機能訓練・リハビリのうちの感覚訓練について説明していきます。
転倒予防のためには、足先を中心とする感覚を鍛えることが、大切となってきます。
では、感覚を鍛えるためには、具体的にどうすればよいでしょうか。
ご本人の残存能力や、得意なご趣味などを取り入れつつ、毎回オーダーメイドで機能訓練のプログラムを立てていますが、ここでは、その一端をご紹介します。
・麻痺している脚に、体重を加重する訓練をする。
普段、片麻痺の方は普通に暮らしていると、麻痺している方の脚に体重をかけることが、あまりありません。
また、お一人で行うと少し危険でもあるため、機能訓練の時に、麻痺している脚に体重をかける練習をしています。
麻痺している方の脚には、普段から、感覚をかけることが少ないです。
また、感覚が衰えているからこそ、作為的に感覚(触覚、痛覚、圧覚、温覚)を入力する必要があります。
感覚を、沢山入力し続けることで、脳の感覚を感じる部位が活性化し、発達するのです。
・片脚立ちの練習をする
上の、麻痺している脚に加重する練習のうち、麻痺の軽いご利用者様には、片脚立ちの練習をしていきます。
片脚立ちをすると、感覚の神経が活性化するだけでなく、腹筋・背筋などの体幹の筋力も鍛えられます。
また、歩行をする時、我々は一時的に片脚立ちになっています。歩行時のバランスを鍛えるためにも、片脚立ちの練習は大切になります。
片脚立ちの練習をする時には、まず、手で手すりなどを持ちつつ立つ練習をし、その後、指一本(もしくは二本)で支えて立つ練習をします。それが安全にできるようになったら、片脚だけで立つ練習をすることができるようになります。
片脚で30秒ほど立てるようになると、歩く時のふらつきは無くなることが多く、転倒もかなり減ってきます。
(続く)
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