ふらつき、転倒予防の機能訓練 vol.3
2022/04/12
訪問マッサージ メディックは、鶴見区を中心に神奈川区・港北区・川崎区・幸区・中原区の在宅の方々に、訪問マッサージをしています。
今回も、ケアマネジャーさんからのご依頼の多い、ふらつき改善・転倒予防の機能訓練について、お話します。
大変言いにくいのですが、マッサージ院の機能訓練で、歩く練習と下肢の筋トレだけをする治療院も多いです。
より、丁寧に機能訓練することで、確実にふらつきや転倒を減らしていくことができます。
今回は、①立つ練習 ②足先の運動 に続いて ③バランス訓練 についてお話します。
③バランス訓練について
私たちは歩く時に、右脚と左脚を交互に出して歩きます。当たり前のようですが、この動作を分解すると、片脚で立っている時間があります。
もう片方の脚が地面から浮かび浮いているため、その時間を遊脚期(ゆうきゃくき)と言います。
遊脚期にバランスが崩れることが多いため、その時間の安定性を高めると、歩行のふらつきや転倒は減少しやすくなります。
実際の訓練としては、片足立ちの練習をします。
その際、訓練にレベルをつけます。それを「段階づけ」といいます。
まず、片手で手すりを持って支えながら立つ練習をします。30秒間ほど、ふらつかずに立つことができるようになるまで、訓練します。一回の訓練でできるようになる方もいれば、数週間かかる方もいらっしゃいます。
次に、指一本で支えて立つ練習をします。これも、30秒ほど、左右の脚を交互に行います。これも、すぐできるようになる方もいれば、数週間かかる方もおられます
それができるようになると、次は、何にもつかまらずに、30秒立つ練習をします。
ここで大切なのは、どんどん次のステップに進むことではなく、ひとつひとつのステップで必要なバランス能力を丁寧に鍛えることです。
ふらつかずに片脚できるようになって、次のステップに進みます。
片脚立ちが安定してできるようになると、歩行でのふらつきや転倒も減少します。
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